雨の日は・・・

今年の初秋は雨の日が多いですね。皆様の会社では、雨が降って困ることはありませんか?

 

京都パイルでは雨が降り出すと商品が濡れないように工場の中に避難させなければなりません。梱包作業が終わって出荷待ちをしている商品や入荷したばかりの生地が屋外に置かれているんです。少々の雨なら庇があるので濡れないのですが、最近はゲリラ豪雨がありますよね。特にゲリラ豪雨が多い夏場は、工場が目いっぱい稼働している時期なんです。

 

豪雨がやってくると、事務所からだいたい検品場に内線で「雨が降ってま~す」と連絡が入ります。なぜ、検品場かというと、最後の方の工程っていうのと機械を止めやすいと思われているから。検品担当からすると、そりゃ前の工程が止まると後も遅れるけど、今日中に検品しなあかん商品がいっぱいあんねん!と思う事しばしば。担当者はしぶしぶ機械を止めて商品を避難させに走ります(泣)

でも工場内にそんなに空きスペースがあるわけじゃないので、人が通る通路に所狭しと商品を並べていきます。通路の奥にいる人はしばらく出られないですが、まぁ三十分くらいで雨は止むし、それまでにトイレ行きたくなっても我慢してや~とうわけです(笑)

 

去年はゲリラ豪雨がすごかったので、これは何か対策を打っておかないと!と思い、ほとんど稼働していなかった捺染機を一台廃棄してスペースを確保しました。設備を廃棄するのは決断が必要でしたが、今年はそのおかげで雨の日の混乱が例年よりもマシです。でも、ただのスペースだと勿体ないので、いずれお客様に喜んでいただける新しい試みをやっていくことに活かしていきます!